ήλεκτρο(イレクトゥロ・イーレクトゥロ)は「琥珀」という意味の中性名詞です。
目次
ήλεκτρο - 語源・由来・派生
古代ギリシャ語で「太陽の輝き」や「火」を意味する言葉に関連しますが、起源は不確か。音韻的には、太陽(ἥλιος)やローマ神話の火の神「ウルカヌス, Vulcānus」、サンスクリット語の「隕石」などと近く、いずれにしても、輝くものや火に起源があるものと考えられています。
古代ギリシャ語ではἤλεκτρον(エーレクトロン)と表し、英語の「電気」に関連する単語はここから派生しています。
古代ギリシア人が琥珀をこする事により静電気が発生する事を発見した故事によるもので、そこから古典ラテン語で electrum、新ラテン語で ēlectricus(琥珀のような)という言葉が生まれ、そこから electricity が派生した。
電気 - Wikipedia
- 古代ギリシャ語:ἠλέκτωρ|太陽の輝き、火
- 古代ギリシャ語:ἤλεκτρον|琥珀
- ギリシャ語:ήλεκτρο|琥珀
- ラテン語:electrum|琥珀
- ラテン語:ēlectricus|琥珀の(ような)、電気の
- 英語:electric|電気の
- 英語:electricity|電気
- ギリシャ語:ηλεκτρισμός|電気(再借用)
- 英語:electricity|電気
- 英語:electric|電気の
- ラテン語:ēlectricus|琥珀の(ような)、電気の
- 古代ギリシャ語:ἤλεκτρον|琥珀
日常的には、トルコ語由来のκεχριμπάρι(ケフリンバーリ)という単語を用いることが多いです。
ήλεκτρο - 中性名詞
主な意味
- 琥珀
読み方
- イレクトゥロ・イーレクトゥロ|ήλεκτρο
ラテン文字(ローマ字)表記
- ilektro
英語訳
- amber
語形変化
単数 | 複数 | |
---|---|---|
主格 | ήλεκτρο イレクトゥロ・イーレクトゥロ | ήλεκτρα イレクトゥラ・イーレクトゥラ |
属格 | ήλεκτρου | ήλεκτρων |
対格 | ήλεκτρο | ήλεκτρα |
呼格 | ήλεκτρο | ήλεκτρα |
ήλεκτρο - 関連項目
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