λέων

λέων(レオン)は「しし座、獅子座、ライオン」という意味の男性名詞です。先頭大文字で星座名を表します。

λέων - 語源・由来・派生

古代ギリシャ語の「ライオン」から。

起源は不明。近隣の古い言語(アッカド語やエジプト語)の「ライオン」もよく似た音を持っていたようですが、どの言語が発祥でどう広まったかは明らかになっていません。

  • 古代ギリシャ語λέωνライオン、しし座、勇敢な人、野蛮な人
    • ラテン語leoライオン
      • 英語lionライオン
    • 古代ギリシャ語(コイネー)λεοντάριονライオン
      • 中世ギリシャ語λιοντάρι(ν)ライオン
        • ギリシャ語λιοντάριライオン
      • ギリシャ語λέωνライオン(カサレヴサ)
      • ギリシャ語Λέωνしし座

現代ギリシャ語においてλέωνは「ライオン」のフォーマルな言い方(カサレヴサ・文語)で、日常的にはλιοντάρι(リオンダーリ)と表します。メスのライオンはλιονταρίνα(リオンダリーナ)です。

動物(猫の仲間、ネコ亜目)

しし座

英雄ヘラクレス(ヘルクレス座)12の冒険の1番目に登場する、ネメアの獅子に由来。

神話では、硬い毛皮と強靭なツメを持つ人食いライオンをやっとの思いで退治するヘラクレスの姿が語られています。武器が一切通じないライオンに素手で立ち向かい、何日もかけてようやく倒すことができたというお話です。

ヘラクレスを憎む女王「ヘラ」がライオンの戦いぶりを讃えて星座にした、あるいは、ヘラクレスの父「ゼウス」が息子の功績を讃える意味でライオンを星座にした、などと言われています。

α星レグルスと、王家の星

しし座のα星「レグルス」は、とても明るい恒星(一等星)です。

古代ペルシャやバビロニアの占星術でレグルスは、天空を支配する4つの「王家の星・ロイヤルスター」のひとつとされていました。

  • 東の王・秋の守護星
    アルデバラン(おうし座α星)
  • 北の王・冬の守護星
    レグルス(しし座α星)
  • 西の王・春の守護星
    アンタレス(さそり座α星)
  • 南の王・夏の守護星
    フォーマルハウト(みなみのうお座α星)

これに由来し、ギリシャ語やラテン語ではこの星を「小さな王」と呼ぶようになりました。

  • 古代ギリシャ語・ギリシャ語Βασιλίσκος小さな王
    • ラテン語・英語Regulusレグルス、小さな王(意味借用)

β星デネボラと、春の大三角形

しし座のβ星「デネボラ」・うしかい座のα星「アークトゥルス」・おとめ座のα星「スピカ」を結んだ三角形は春の大三角形と呼ばれます。

  • アラビア語ذنب الاسد獅子の尾
    • ギリシャ語Ντενέμπολαデネボラ

λέων - 名詞(男性名詞)

主な意味

  1. ライオン(フォーマルな言い方、カサレヴサ、文語)
  2. しし座、獅子座(星座名)
  3. しし座、獅子座、獅子宮(黄道十二宮)

読み方

レオン

ラテン文字(ローマ字)表記

leon

英語訳

  1. lion
  2. Leo
  3. Leo

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