νους

νους（ヌス）は「心、思考、頭脳」という意味の男性名詞です。

νους（ヌス）- 語源・由来

語源は不確定ですが、心、精神に「動き」を見て成立した言葉では、と推測されています。

英語のmindやbrainに相当します。哲学の用語「ヌース」としても。

ものごとを認識、処理する一連の力としての「心」を表す言葉です。感情の源としての「心, heart」はκαρδία（カルディア）と言います。

ヌース（ヌウス、希: νους, nous）は、知性、理性、精神、魂等々を意味するギリシャ語。

Wikipedia - ヌース

νους - 名詞（男性名詞）

主な意味

1. 心、思考、頭脳

読み方

• ヌス|νους🔊

ラテン文字（ローマ字）表記

• nous

英語訳

1. mind, brain

語形変化

不規則変化する名詞です。ふたつめの属格は古代ギリシャ語のなごり。複数形はあまり用いられません。

	単数	複数
主格	νους ヌス	νόες ノーエス
属格	νου νοός	νόων
対格	νου	νόες
呼格	νου	νόες

関連用語

• ο ιθύνων νους
  オ イシノン ヌス
  立案者、首謀者
  mastermind

• νους υγιής εν σώματι υγιεί
  ヌス イギース エン ソマティ イギー
  健全なる精神は健全なる身体に宿る
  a sound mind in a sound body / mens sana in corpore sano

νους（ヌス）- 関連項目

同じ分類 [哲学・思考] の単語

• γνώση|知識
• κεφάλι|頭・頭部、ヘッド、思考・考え、頭脳
• ψυχή|魂、心
• καρδιά|心、心臓、ハート
• πραγματικότητα|現実、現存
• θεωρία|理論、仮説

同じ品詞 [男性名詞] の単語

• δημιουργός|神、創造主、職人
• πηλός|粘土
• Δελφίν|いるか座
• κεραυνός|雷、落雷
• νότος|南
• Καρκίνος|かに座、蟹座
• Ινδός|インディアン座、インダス川、インド人男性
• αδάμας|ダイヤモンド
• χαμαιλέοντας|カメレオン
• βορράς|北

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関連カテゴリー

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